伊藤たつお通信 Vol.3
〜現場の声を「新しい答え」に変える。予算委員会・環境委員会報告〜
参議院議員の伊藤たつおです。
日頃より温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
私は先般、参議院環境委員会において、令和8年度予算案に関する「委嘱審査」の質疑に立ちました。
「正直に真面目に働く人が報われる社会を作りたい」。
この政治家としての原点を胸に、製造業の土台を守るための「経済安全保障」から、農家の皆さまの所得向上に直結する「Jクレジット」まで、血税が使われる予算のあり方について政府に厳しく問いました。
本日は、その質疑の詳細と、私が国会で取り組んでいる活動の報告をお届けいたします。
【活動報告】日本の製造業の「命綱」を予算で守る
今回の予算審査で、私が特に重点を置いたのが「基礎化学薬品のサプライチェーン」です。
自動車や半導体など、日本のものづくりに欠かせない「硝酸」や「塩化アンモニウム」といった薬剤。これらは現在、多くを海外からの輸入に頼っています。
令和8年度予算案には、資源の再資源化支援に379億円が計上されていますが、私は「レアメタルなどの目立つ資源だけでなく、こうした『地味だけど不可欠な材料』の国内確保にこそ予算を投じるべきだ」と訴えました。
地政学的リスクにより輸入が止まれば、日本の工場は即座に立ち行かなくなります。環境省と経済産業省が連携し、日本の製造業の土台を「自前」で支える仕組み作り。これこそが、真の経済安全保障だと確信しています。
【農業✕脱炭素】農家さんの「努力」を正当に評価するために
次に、農業分野の脱炭素化と所得向上を両立させる「Jクレジット制度」について質しました。
特に「水稲栽培の中干し延長」は、メタンガス削減の切り札ですが、実施面積はまだ全体の3%に留まっています。
現場の農家さんからは、「手続きが複雑すぎる」「GPS連動写真の撮影などの負担が重い」という切実な声が届いています。
せっかくの予算も、使い勝手が悪ければ意味がありません。私は政府に対し、「事務手続きの徹底した簡素化」と「農家さんが安心して参加できる適正な運営ルール」を強く要請しました。環境を守る取り組みが、農家さんの確かな収入につながるまで、私は粘り強く交渉を続けます。
【国政の正常化】「補正回し」の慣習を断ち切る
予算の編成のあり方についても苦言を呈しました。
ゴミ処理施設の整備費といった、あらかじめ必要なことが分かっている予算を、毎年「補正予算」で付け足すような不自然な手法(補正回し)が常態化しています。
必要な予算は最初から「当初予算」として堂々と計上し、将来を見通せる「当たり前の政治」を取り戻すべきだと迫りました。国民の皆さまからお預かりした大切な予算が、最も効果的に使われるよう、今後も厳しくチェックを続けていきます。
【編集後記】「青臭いほどの情熱」を忘れない
党大会において、玉木代表が発した「国民民主党も、既存政党の一つになっていないか」という問い。これは私自身の自戒でもあります。
理屈を並べるだけの政治ではなく、皆さまと共に汗を流した「ものづくり」の現場、地域の会合、工場の軒先。そこでいただいた切実な声を、泥臭く「答え」に変えていく。その「青臭い情熱」こそが、私のエネルギー源です。
これからも「対決より解決」の姿勢で、国会内を全力で走り回ります!

